人権講演会「スマートフォンに潜む危険~その仕組みを知ることで防げる被害~」

 
 暑い夏が長く続き、今年は暖冬かと思っていた矢先、一転急に冷え込みが厳しくなってきた今日この頃。東能勢小中学校校区でも雪がちらつく日がありました。紅葉も急いで冬支度をしている様子で一気に紅く染まったかと思うと、早々に葉っぱが散り始めています。
 11月17日(金)に前期学部と中・後期学部のそれぞれの校舎で、PTA主催による人権講演会が開催されました。講師に大阪府教育委員会ネット対応アドバイザーや元兵庫県警察サイバー犯罪・サイバー攻撃対策アドバイザーなどを歴任されたNIT情報技術推進ネットワーク(株)の篠原嘉一さんをお招きし、「スマートフォンに潜む危険~その仕組みを知ることで防げる被害~」と題しご講演をしていただきました。
 具体的なアプリの紹介をしながらアプリの機能で気をつけておかないといけないことや、動画を見たりゲームをする時間を一日何分等ルールを決めることで依存症になるリスク回避の対策となること、ネットに見られては困ることは絶対に投稿しないようにするなど、スマートフォンなどの通信機器の使い方の留意点についてのお話をしていただきました。児童生徒は、知っているアプリがたくさん出てきて、イメージしやすかったこともあり、真剣に聞き入っている様子でした。また、聴講希望された保護者のかたもたくさんご参加いただき、「実際に使用しているアプリやゲームの対象年齢を子どもと一緒に確認しました」「家庭に持ち帰り、皆で意識していこうと思います」などの感想をいただきました。いま一度、スマートフォン等の使い方についてご家庭でお子様とお話いただけたらと思います。
 2学期も残すところ1カ月。残りの時間も1時間1時間大切に過ごし、子どもたち自身が主体的に成長につなげていけるよう取り組んでまいります。
 
    東能勢小学校 校長 髙橋弘樹